Archive for 11月 2010
色々更新版出たらしい
今月ずっと余裕がなく、結構長いことフィード未消化がたまっており・・・
あと、日本でも Windows Phone 7 の実機を入手て手にしてる人がちらほら出てきてて、ちょっとうらやましい。(自分は、予約は入れてあるんだけど入荷待ち状態。)
- 色々更新
- Sync Framework 4.0 October 2010 CTP Refreshed on 11/16
- ASP.NET MVC 3 Release Candidate
- RC になって、Razor にも IntelliSense が付いたって
- PRISM 4 Supports WPF, Silverlight, Phone in Latest Release
- Visual Studio 2010 Feature Pack 2 expands test capabilities and includes code visualization + modeling tools from previous feature pack
- UML クラス図からコード生成できる(デフォルトでもいいし、自作のカスタムなものも可)
- これ、ViewModel 生成に使えないかな
- Updated Windows Phone 7 Resources
- Pex for fun にて、C# 入門
- Pex(自動である程度ホワイトボックステストをしてくれるフレームワーク)のオンラインデモを使って C# 入門
- 確かに、Pex for fun ではオンラインデモのために、C# をブラウザー内で書いて、ブラウザー内で実行できるんだけども、それを流用w
- In the Box – MVVM Training
- Visual Studio 2010 内でマルチメディアなトレーニング用チュートリアルを動かしてるw
- Windows Phone 7: Setting numeric keyboard layout for text box
- InputScope 使えばキーボードレイアウトいじれるみたいなんだけども
- 将来的に、日本語用の使いそうなキーボード(iPhoneのフリック入力的なの)も入るといいんだけど
- F# source code structural colorizer available
- インデントによって意味が変わる言語では、こういう色つけ大事そう
- WCF Code Samples Collection
- WCF のサンプルへのリンク集、すごい数ある
- New Facebook SDK for .NET, and on NuGet
- Facebook SDK が新しくなって、さっそく NuGet で取得可能
- BreadCrumb TabControl Style for WPF 4.0
- そういやこないだ、これと同じようなスタイルを CSS だけで作ってる人見かけたけども・・・
- PDC10まとめが色々と
- PDC 2010: Summary
- PDC 2010: Day 0
- PDC 2010: Things I Wish I Knew Three Months Ago about Building Windows Phone 7 Applications
- PDC 2010: Optimizing Performance for Silverlight Windows Phone 7 Applications
- PDC 2010: 3-Screen Coding: Sharing code between Windows Phone, Silverlight, and .NET
- PDC 2010: The Future of C# and Visual Basic
MVVM 勉強会資料
第60回codeseek勉強会・第2回日本C#ユーザー会勉強会、テーマ「MVVM パターン」の発表資料のリンク集です。
内容(敬称略、発表順):
スピーカー | タイトル | ダウンロード リンク |
岩永 信之 (@ufcpp) | なぜMVVMなのか | |
かるあ (@karuakun) |
MVVM を使ったアプリケーション開発 -基本編- |
|
尾上 雅則 (@ugaya40) | ViewModelからViewへのメッセージング手法 | |
伊藤 達也 (@TatsuyaIto) | T4 によるアプリケーション開発 |
ちゃんと csharp-users.jp ドメイン下にレポート ページを作りたいものの・・・完全に「あなたの『いずれ』はいつですか」状態。
標準と革新
なんか Silverlight に関していろいろ言われているようなので。
発端となる記事:
- マイクロソフトが戦略変更。HTML5が唯一のクロスプラットフォーム、SilverlightはWindows Phone 7のプラットフォームに
- Microsoft は Silverlight をあきらめ HTML 5 へと走る
(少なくとも、後者(英語の原文の時点で)はタイトルがよくない・・・)
これの意味するところは:
- 「標準ベース」で、ほんとに iPhone, Android 含め、単一のコードでクロスプラットフォームを目指すなら HTML5 を使ってほしい
- 当面、Silverlight は Windows Phone 7 に注力
- PC 版は「すでにある」ものなので、立ち位置としては、MS 製品内のクロスプラットフォーム
- 結局のところ、iPhone でいうところの Obj-C、Android でいうところの Java と同じ立ち位置が Silverlight
- HTML5 との間には、「標準」と「革新」のトレードオフがあって、棲み分けられている
という感じかと思います。
もう少し補足でいうと:
- 開発リソースを HTML5 の方にさくのは、Silverlight は現時点で結構安定したという証
- MS 技術内のクロスプラットフォーム(3 screens の中核)という位置づけは変わらない
- 今、スマートフォンがホットな話題なので、iPhone, Android, WP7 間のクロスが話題になりがちで、この文脈だと 「HTML5 こそが真の、唯一のクロスプラットフォーム」と言われるのもしょうがなく
- かといって、既存のデスクトップ アプリ資産と WP7 のクロスとなると、WPF/Silverlight の出番
Microsoft が HTML5 に本気なのも事実ですけども、Silverlight はなくならない。
「標準」と「革新」のトレードオフって書きましたが、つまるところ、誤解恐れず端的に言ってしまうなら、
標準っていうのは、「10年遅れくらいで、かつ、互換性に悩まされる(標準化漏れや対応遅れのバグフィックスまで含めれば10年どころではなく遅れる)のを覚悟の上でも、少しでも間口を広げたければどうぞ使ってください」というもの
だと思います。
UI(プレゼンテーション層)の標準化はほんとに大変なもので、そのくらいの遅れは覚悟しないと、標準とかは無理だと思います。UI に対する要求が高い場合、「iPhone は Objective-C で、Android は Java で、WP7 は Silverlight で、3重開発した方がマシかもしれない」ってレベル。
となると、ほんとのところ大切なのは、クライアント側の技術選定の前に、サーバー側を「サービス化」しておくことなんですよね。「UI まで含めて1つのシステム」みたいな作り方はダメで、任意のプログラムからサーバー上の機能を利用できる形で作って、UI はいつでも差し替えれるようにしておくべき。