Archive for 6月 2010
Live Essentials とか Robotics Studio とか、色々出てきた
なんか色々と出てますね。
- Microsoft Robotics Developer Studio最新版リリース
- PowerShell Integration Into Visual Studio
- Open XML Package Editor Power Tool for Visual Studio 2010
あと、β ですけども、Live Essentials の新版がでました。(ちゃんと日本語も!)
入れてみた感想:
- Ribbon はやっぱまあ、使いやすい。
- 全体的に WPF 臭さが増したw
- IE の Bing バーも使いやすく
- ただ、もうちょっと個人的なカスタマイズさせて欲しいなぁ・・・
- 引きこもりなめんな!生活にも趣味にも「自動車」なんて単語一切出てこねーよ!
- ただ、もうちょっと個人的なカスタマイズさせて欲しいなぁ・・・
- Live Writer に関しても・・・
- MS Office 2010 で導入された「形式を指定して貼り付け」の機能がすごく欲しい
- 貼り付けの直後に実行する操作 No. 1 は Undo!
- 動画挿入機能、SkyDrive と連携しようよ・・・
- MS Office 2010 で導入された「形式を指定して貼り付け」の機能がすごく欲しい
6/24の Tech Fielders セミナー「Agile Day 3」参加
昨日の LT 発表資料、SkyDrive にアップロード。
Tech Fielders のサイトでも公開されるはずだけども、一応こちらにも。PowerPoint Web App 上では動画が再生されないんで、できればダウンロードして PowerPoint で見ていただいた方がよいかと。
とりあえず、一番の主張は
ゆとれ!
やらなきゃいけないことは年々高度化してるんで、昔と同じ苦労を1からやってちゃダメなんですよね。そこはツールのサポートでゆとり持ってやって、その先にある、最先端の部分で苦労をしないといけない。
あと、アジャイル開発が一番に掲げる目標は「顧客に提供する価値を最大にする」ことなわけです。ツールによるサポートは、価値の最大化に確実に貢献します。開発者の自己満足のための苦行はやってはいけないこと。
動画の取り方
ちなみに、この LT やった後、「どうやって動画撮ってます?」というご質問もいただきました。以下のような感じです。
- 撮影は Expression Encoder(無料)
- 4 も出たらしいけど、日本語化待ちでまだ 3
- 編集なし
- 尺(長くても1分)に収まるように動画の内容考える
- 練習
- 一発撮り(ミスなく撮れるまで繰り返し)
評価用 VHD イメージ、WP7 デバイス実機、など
- Evaluating Microsoft Technologies: Evaluation VHD Images
- 最近、お試し版が VHD 形式イメージで配布されること多いなぁ
- Windows Phone 7 Devices for Developers in July 2010
- 7月初めに、WP7 開発機が一部の開発者のもとに!
- [DLR][Gestalt][Silverlight]DLR言語によるSilverlightプログラミング
- おっ、スライドの後半によれば、Gestalt 使った DLR 言語でも、VS でステップイン実行デバッグできるんだ
- Expression Encoder 4 (EE4) がリリースされました。
- 日本語版出たら入れよう
- Live Smooth Streaming のサポート (Pro のみ)
- Pro のみか・・・
あと、いくつからライブラリ紹介:
- Generating Graphs with WPF
- Chart Control とは別に、WPF Dynamic Data Display とかいうのもあるのね
- .NET Transactional File Manager
- ファイル操作もトランザクション内で
- Silverlight の DataForm が強力すぎる
- これは便利そう。てか、Silverlight Toolkit、どんどん機能増えてるなぁ
- Cassandreamon
- 名称が話題になってるw
- この方、他にも「クリエモン」ってサービス使ってるし、これも読み方は「カサンドラエモン」ですよね?
- 「可算ドラえもん」って変換された・・・。非可算もいるのか、あのネコ型ロボ!
M-V-VMパターン用動的プロキシ
このようなものを作ったので公開。
- ソースコード一式: DynamicMvvmHelper.zip
- ドキュメント: MvvmHelper.docx
簡単に言うと、ViewModel作るの、INotifyPropertyChangedの実装とかめんどくさいんで動的に勝手によろしくやってくれるDynamicObject実装。
階層的なデータに対しても利用可能。一応、DataAnnotationsによるデータ検証にも対応。
以下のようなタイプのアプリなら、ViewModel自作の必要性全くなくなります。
- 常時Model側更新されちゃっててOK。
- Validationエラーはその場で例外発生。プロパティの値は更新しない。
- DBとか要らない。
- リストの追加削除くらいはしたい。
- 新規追加は引数なしのコンストラクター呼んで空のオブジェクト作るだけでOK。
これくらいのものなら、
View.DataContext = Proxy.New(Model);
って書いておしまい。
物理的に複雑でも UX デザインの力で利便性向上を!
「東京の電車乗換は難しすぎる」というのはもう日本国民の共通認識でいいんじゃないかと思う昨今。
「そもそも路線の入り組み方が複雑なんだからしょうがないかなぁ」とか半ばあきらめてたんですけども、よくよく考えてみたらそこ差し引いてもダメなところが多すぎるんじゃないかと思い始めました。特にJR東日本。
- 大体、終点駅だけ書かれてもそれがどこの地名かわかんない
- 23区近辺にしか興味ない人間にとって、国府津と小金井(湘南新宿ラインの終点になることがある駅)どっちがどっち向きかわかんない
- 京浜東北の大船と大宮も慣れるまで混乱した。1文字目いっしょなだけに
- JRじゃないけど、京急の京成線直通成田行きとかも最初、苦労
- 成田まで繋がってるイメージなかったから羽田空港行きと混乱
- 終点だけじゃどこに連れて行かれるかわかんない
- 横須賀線と東海道本線とか、山手線近辺の東京方面と新宿方面とか、途中の分岐が多すぎて
- 湘南新宿ライン、東海道本線直通といいつつ、西大井から横浜までは横須賀線を通ってる
- 分岐は大船から先
- 路線的には「東海道本線」なはずの場所で、運行系統的には「京浜東北」しかない
- 東海道線ってどこ走ってるのかずっと悩んでたら、すぐ横を通過してるのがそうだった
- 各駅停車と快速で暗黙に行先分かれる
- 中央線快速=中央本線直結、中央線各駅停車=総武線直結
- 逆に、運行系統で暗黙に同じ場所の各駅停車/快速分かれてる
- 埼京線・湘南新宿ラインと山手線の共通区間とか、同じく横須賀線との共通区間とか、京浜東北線と東海道線とか
- 快速側の路線が止まったら悲惨
- 湘南新宿ライン止まったら、新宿-横浜間の乗り換えが意味わからなくなる
- 埼京線→大崎乗換山手線→品川乗り換え東海道線が最速みたいだけど、湘南新宿ラインに乗るつもりでいて、急にこれに切り替えれる自信ない
- 一度実際、どうしようもなくて山手線と京浜東北線乗り継いでえらく時間かかっちゃったことが
利用者に前提知識求めすぎなんですよねぇ。地名とか路線名とかの。
地方から出て来る人多い、異動・出向・オフィス移転とかもよくある話、観光客も呼び込みたいって状態の東京で、この不親切はちょっと酷い。
後から色々つぎはぎな歴史的背景があるから、路線が複雑なのはしょうがない話として、じゃあ、逆に、複雑さをカバーするための工夫が必要なんじゃないかなぁと。もう、「○○線 ○○行」っていう文字だけのナビゲーションが限界な複雑さ。
で、ふと思ったのが、山手線の車内の液晶ディスプレイに移ってる駅案内。どっちに向かってて、何駅まではあと何分ですって表示されてるあれ。あれが全部の路線についてれば大分マシになるんじゃないかって思ったり。あと、社内だけじゃなくて、電車の外、ホームや改札入ったとこの案内全部に液晶ディスプレイ。「湘南新宿ライン 小金井 行き」じゃなくて、↓みたいな絵だったらさすがに誰も乗り間違えないでしょうに、と。
というわけで、まとめ。
歴史的背景で複雑なのがどうしようもないんなら、せめてUX考えろ!
業務アプリの RIA 化とかもそういうことだと思うんですよねぇ。複雑化してきた情報システムを、UX デザインの力で緩和って。
地下鉄なんかは、路線の複雑さはなかなかにひどいですけども、結構この「複雑さを UX デザインでカバー」を頑張ってる感じはあるんですよねぇ:
- 乗り換え案内結構きっちりしてる
- 特に、床に色つきのライン引いて誘導してるの素敵
- JR でも秋葉原駅なんかには床のラインあるけど(観光客多い駅だから?)
- どの駅はどの辺りに出口があるとかの案内も素敵
- アルファベットと番号で路線わけしてて、外国人観光客にやさしいし
あとやって欲しいのは、乗り換えで駅構内をどのくらいの距離歩くことになるかとかの表示ですかねぇ。地下鉄の乗り換えはやたらと歩かされるんで。
ちなみに今回、あんまり .NET 関係ないネタだし、「Apple に学ぶべき JR の UX」とかあからさまな釣りタイトルつけてはてなダイアリーの方に書こうかと思ったりもしたんですが、最後微妙に RIA 化大事!みたいな結論になったんでやっぱりこっちに書くことにw
その他 Live の更新、など
昨日くらいから、Windows Live 自体いろいろと更新されてますね。Office Web App とか SkyDrive がらみがいろいろ洗練された反面、Live Spaces の扱いがぞんざい・・・。わかってる範囲で、
- アクセス履歴が消えた
- トップページから直接たどれなくなった
- プロフィール → スペース と辿らないとダメ
せめて、SkyDrive にアップロードした動画を Spaces 内でインライン再生できてたらよかったんですけど・・・。この扱いは、Spaces 撤退フラグか?とか真剣に心配。
あと、何点か、先日に引き続き、更新されたもの:
- Silverlight 4 Tools for VS 2010 日本語版
- もう自分は英語版入れちゃった後だけども、日本語版出たらしい
- Reactive Extensions も微妙にバージョンアップ
- ちょっとした更新みたい
SkyDrive で動画再生
SkyDrive が Silverlight 使ったページ内埋め込み再生に対応したとか。
ちょっと触ってみた感じだと:
- これまでにアップロード済みの動画はアップロードしなおさないとプレイヤー出てこない
- 自分のページに埋め込めるわけじゃない
- あくまで SkyDrive 上でだけ in-browser 再生される
- Live Spacesと連携しろよ ボソッ
- プレイヤー自体に関して:
-
サムネなし
- 動画が読み込まれるまで「読み込み中です…」
- 読み込み完了した瞬間から自動再生される
- ループ再生の有無は選択できない
- 再生サイズに上限あるみたい
- でかい動画は縮小されてる
↓サンプル。
http://cid-5c622397e11c979d.office.live.com/self.aspx/ufcpp/C%5E3/HowToMovie1/UsageFirst.wmv
Tech・Ed に合わせて色々出てるみたい
米 Tech・Ed に合わせてか、色々とリリースされてますね。
- Microsoft、『Silverlight 4』更新版をリリース、バグ7件に対応
- まあ、バグフィックスのみっぽい
- Windows Phone 7 Marketplace
- マーケットプレースの仕様変更
- 料金設定の自由度が上がってるのは非常にありがたい
- 広告課金とか、一部機能のみ有料とかできる
- Visual Studio 2010 Pro Power Tools
- これはかなり良さげな予感
- これを入れると、ソースコードを書式(キーワードのハイライトとか)付きで Word や PowerPoint にコピペした時に、日本語が文字化けする問題が解消するおまけ付き
- 個人的には、Ctrl+クリックの挙動が「単語選択」から「定義へ移動」に代わっちゃうのだけが不満
- Visual Studio 2010 Visualization and Modeling Feature Pack
- 残念ながら Ultimate 限定っぽいけど
- Pex (including Moles) Visual Studio 2010 Power Tools
- Pex(ホワイトボックス試験支援)とMoles(.NET標準ライブラリのメソッド呼び出しをフックしてテスト用のモック作る)の Power Tools もひそかに更新されてる
- MSDN Subscriber ダウンロードの新着情報に Pex Power Tools が並んでて気づいた
Tech・Ed 自体の記事:
TechEd(米国の)
あっ、Tech・Ed のキーノート始まってる。
Azure SDK が1.2になったようですね。
- June 2010 Release of the Windows Azure Tools + SDK
- VS 2010 RTM に対応したり
- .NET 4 に対応したり
- Azure ストレージのビューアーが付いたり
- デプロイが VS に統合されたり
- サービスモニターが付いたり
- IntelliTrace 対応