Archive for 10月 2009
F#たん
まあ、F#たんも描いてもらったわけですが。
作画: Paese
まあ、ぶっちゃけよう。
他の3キャラに関しては、色々アイディア出して混ぜた結果それなりにオリジナルっぽくなったわけですが、F#たんに関して言うともろに○○ガールw わざとです。
あんまりプログラミンと関係ない理系ネタはF#たんにしゃべらせる予定。
メモ書き
VS 2010 β2の新機能系の話がちらほら。
- Searching and Navigating Code in VS 2010 (VS 2010 and .NET 4.0 Series)
- Ctrl+コンマ
- What’s New in the BCL in .NET 4 Beta 2
- なんかいろいろこまごまとw
- 確かに欲しかった機能
- EnumのTryParse、HasFlagとか、params受け取れるPath.Combineとか
- IObservable は入るけど、Reactive Framework が入るわけじゃないのね
- New Visual Studio 2010 Built-in C# Snippets Cheat Sheet
- Code Contract 系のコードスニペットは標準では入ってないのね
- 他にもいろいろチートシートそろってて参考になりそう
- VS 2010 Code Intellisense Improvements (VS 2010 and .NET 4.0 Series)
- IntelliSense の補完候補の検索が前方一致じゃなくなって使いやすくなったのは知ってたけども
- Pascal Case IntelliSense は初めて気づいた
- 日本人にとってはありがたいかどうかいまいち判断つかない・・・
他:
- The .NET Framework 4.0 Beta 2 Installer Improvements
- .NET のランタイムサイズが無茶苦茶小さくなってる(他にも堅牢性とか性能の改善もあるみたいだけど)
- 数字見てビビるレベル(237MB → 55.9MB)
- 圧縮アルゴリズムをいいのに変えて小さくしたとか、AMD64とIA64のコードを分けたとか
- IronRuby and IronPython for .NET 4.0 Beta 2 Available
- β2 に対応。
- dnAnalytics + Iridium –> Math.NET Numerics
- Codeplex で公開されてた数学関係のライブラリが2つ、合併して Math.NET Numerics って名前に改めたらしい
- Importing and rendering XAML shape data in XNA Game Studio
- ゲームのメニューとかの UI 周り作るのって、それだけでミドルウェア売れる程度に「需要があるのに面倒」
- XAML が XNA 上で表示できるとかなり嬉しい
- コンテントパイプラインのオフライン処理で、XNA から読める形式に変換書けちゃえばいいのよねぇ、そういや
C#で引数付きプロパティ
なんかこんな話が↓
追記: 対COM限定機能みたい。VB.NETで作った引数付きプロパティへのアクセスは get_X/set_X でないとダメ。
要約すると:
- C#から(他言語で定義した)引数付きプロパティを読めるようになりました。
- 今まで、obj.get_X(i) とか書かないと行けなかったのが、obj.X[i]
- C#で引数付きプロパティが定義できるようになったわけではない
- あくまで、他言語(とか COM)との連携用
- Visual Studio 2010 β2 で使えるようになってる
- けど、最近実装された機能なんでドキュメント類には反映されてない
だって。
さっそく試してみたんですけど、VB で引数付きプロパティ作って、C# でそれを読もうとしても get_X になるんですよねぇ・・・。X[i] と書けない。
でも、サンプルにあるような、Excel.Applicaion.Range は確かに excel.Range[“A1”] って書けるようになってた。
違いがわかんないなぁ・・・。IL Disasm の結果も見てみたけど、そんなに大差ないのに。
Windows 7 ワッパー
もうね、アホかと。バカかと。
ってことで、行ってきたw
感想:
- きつい。死にそう。気持ち悪い。
- ハンドボール大です。(名刺との比較写真もあるんでそれ見て。ほんとでかい。)
- というか、この商品、レジ上は「ワッパー、6 Add ワッパーパテ」。
- この頼み方したら普段から食えんるんじゃね?
- 1日30食限定で777円とかいうけど、多分、午前中に行かないと無理。
- 1時間くらい店(レジ近くの席)にいたわけですが、10食くらいは出てた。
- 持ち帰って食った方がいいよ。
- あるいは、フォークとナイフ持参で行った方がいいよ。
- かぶりつけないからやむを得ず上の方からパテ2枚ずつ食す。
- 1番上を食べちゃうとあとほんと肉しか残ってなくてきつい。
- 1時間以上かけて完食できず。
- パテ6枚目くらいで閉店時間。タイムアップ。というか、胃袋的にもギブアップ。
メモ書き
Visual Studio 2010 β2 の公開に伴っていくつか情報出てる。
- アップグレードキャンペーン
- MSDN Premium Subscription 付きの VS2008 持ってる人は、1ランク上の VS2010 にただでアップグレードできるらしい。
- Profissional Subscription には関係ないのが悲しい話。
- 開発者向け Windows Azure
- MSDN Subscriber な人なら誰でも Windows Azure 開発できるようになりました
- 一定時間・ストレージ・帯域までなら無料で使えるおまけつき
- (でも、月50時間じゃ何もできねぇ・・・。まあ、普通にちょっとしたディスカウントだと思えばいい話ですけど。)
- 追記:
- Visual Studio 2010 の各種お値段
- Professional → 2008 の Professional with MSDN Professional 相当の値段
- Professional with MSDN Premium 廃止
- Premium → 2008 の Team System Developer Edision with MSDN Premium 相当の値段
- Team Suite のいろんなエディションあるけど、一本化
- Ultimate → 2008 の Team Suite の値段(よりちょっと値上げ)
その他
- Surfacescapes puts Dungeons & Dragons on Surface, makes your d20 obsolete
- Surface 使って D&D
- これ、フィギュア抱き合わせゲーム作れるんじゃね?
- Gestalt
- HTML 中に XAML とか Ruby とか Python とか直書きできるようにする JavaScript ライブラリ
- 内部的に Silverlight と DLR に依存してるっぽい
- Python とかに慣れてる人ならかなりいい感じに使えそう
Visual Studio 2010 beta2
VS 2010 β2 のダウンロードが来てる。(MSDN subscriber 向け。一般は明日からかな?)
β2 での変更点
http://blogs.msdn.com/jasonz/archive/2009/10/19/announcing-vs2010-net-framework-beta-2.aspx
- Go-Live ライセンスになりました(βだけど製品に使っていいよ)
- SKU(在庫管理単位?エディションの区別)が新しくなりました
- Express: 今まで通りの無料版。Visual F# Express はなさげ。
- Professional: これも今までの Pro っぽい。それに加えて、ソースコントロールが入ったって。
- Premium: Pro に追加して、プロファイリングとかデバッグ機能を強化。DB サポートとか UI テストも。
- Ultimate: 最高グレード。チーム向け開発。UML とかのアーキテクトツールが入ってるのはこれだけ。
- Team Foundation Server がすべてのバージョンから利用可能に
- TFS Basic (VSS の置き換え狙った簡易版 TFS。クライアント OS にもインストール可能)もある
- Test Elements っていう SKU も出た
- コーディングしないテスト専用要員向け
- テストケースやワークアイテムの管理とか、手動テスト実行
- VS 軌道直後のスタートページのデザイン変更
- Azure 開発用のプロジェクトとか最初から入ってるっぽい
- Silverlight 3 に対応したり、ASP.NET MVC 2 に対応したり
- パフォーマンスと安定性
pptプレゼン化
++C++; の C#によるプログラミング入門にもっと図を増やしたいなぁとか、要点まとめたいなぁとか、言語を教えるっていうよりは先にプログラミングモデルを教えるべきだよなぁとか、少々思うところあるわけですが。
ということで、以下のようなスライドを作ってみた。
文法云々じゃなくて、その文法の裏にある思想とかプログラミングモデルってのが見えるといいなぁと。
まあ、まだ構造化プログラミング辺りまでしかいってないんで、本番のOOPとか並列処理とかLINQとか、本番はまだまだ先ですが。
問題は、どうやって ++C++; の方に組み込もう。1枚1枚画像にしてページに張るのも面倒だし。Silverlight に変換して up ってのも考えたけど、pptx2silverlight使ってみたらエラー起こしたし。砂金さんみたいにDeepZoomPix使うのも考えたけど、手動で画像化する手間かかるし。SlideShareかなぁ、スライドの解像度落ちるのとか、Flashなのとかが嫌なんだけど。Office Web App が Silverlight で SlideShare のブログ貼り付け機能的なものを実装してくれないかなぁ。
Azureを囲む会(という名目で飲み会やった何か)
Windows Azureセミナーに行ってきて、そのまま有志で飲み会してきた。関連して与太話をいくつか。(あんまり真面目じゃない話。真面目なのはきっとエヴァンジェリストな方がしてくれます。)
売れてるJPOP
基調講演でDavid Chappell氏が、講演の途中、話のアクセントに「日本のこと勉強したいです、JPOPで売れてる歌手はどなたですか?」みたいな話をしてた。
「Windows 7のキャンペーンにも使われてる歌手の方です」って言って水樹奈々とかお勧めしてしまっていいかな?
まあ、真面目な話、自分なら↓みたいな紹介の仕方する。
- 日本では昔から、ヒットする曲ってのはドラマやバラエティ番組のタイアップが多いんですよ
- 最近はドラマ・バラエティに勢いがなくて
- アニメソングの勢いがどんどんましてますね
- Windows 7のキャンペーンに起用された水樹奈々なんていいですよ、武道館ライブもやってますし
初音ミクを紹介してしまうという手もあるけど、流石に武道館単独ライブで1万人規模で観客動員できるわけじゃないしなぁ。まず、日本の同人文化について説明するところからやらないと正しい理解を得られなさそうだし。
管理運用まで含めてがクラウド
ちょっと前に、「冗談みたいだけど実際言われる言葉」ってので、「Windows Azure のソフトウェアのパッケージ販売はないんですか?」とかいう話が出てましたよね。
クラウドな話題を普段から追ってる人からすると、それは売り手・買い手双方にとって不幸せな選択だってことを分かっていただけるかと。
クラウド、特にPaaS(Platform as a Service)って呼ばれるタイプのもの(Windows AzureやGoogle App Engine)は、ソフトウェア・ハードウェア・管理運用がセットになって初めて意味をなすもので、どれか1つでも欠けるとダメ。
ぶっちゃけ、PaaSの肝は、「自社サービスで培った管理ノウハウ(に基づく信頼)を間貸しするよ」ってところだと思うんですよ。ソフトウェアとかハードウェアだけ渡して、後は任せたなんてやられて管理できる人はいないだろうに。
Microsoftなんて、Windows Updateっていう高負荷トラフィックをさばき続けてるんですよ。Live Messengerもなんだかんだいって3億IDも出てるんですよ。それをもう10年とかいうスパンで管理してきたノウハウ、乗っからせてもらいましょうよ。
ハブデータセンター
「日本にもデータセンターを作らないんですか?」とはよく言われるけども、じゃあ・・・
- 東アジア圏で建てれるデータセンターは1つです(最終的にはもっと建つだろうけど、最初からは建たない)
- 日本に建てたデータセンターで、アジア全域のクラウドを担ってくれますか
と言われた瞬間、しり込みされたりする。
そこをしり込みしたりするから、アジアのハブ空港が日本じゃなくて韓国にできるんですよねぇ。
あと、神戸・伊丹・関空のにらめっこで、どこも微妙にちょっとずつ不便でハブ化できないみたいなのもちょっとどうかと。○社と×社がにらめっこしてる間にとかねぇ。
北海道とか、いい土地だと思うんですけどねぇ。日本じゃ電力高すぎる?
軟着陸
長期的なスパンでみると、もうクラウド化の波はきっと止まらない。けども、いきなり全部を入れ変えれるはずはなくて、何か軟着陸させる方法が必要ですよねぇ。
というのがMicrosoftの言うS+S(Software plus Service)のポイントなわけですが。それと似た話(軟着陸が必要な話)、他の分野でも聞きかじったんで、ここではそっちの話をしてみようかと。
まあ、日本人なら誰でもご存じのとおり、今、田舎ってどんどん過疎化が進んでいってるんですよ。で、個人経営の農家とか山小屋とかは後継ぎいなくて経営の危機。
多分、この手の産業を今後も残していくためには、大企業による買収しかないんですよね。農家なら例えば外食チェーンが農業経営。山小屋とかなら観光産業。実際、外食チェーン店による農地買収は起こってます。(それで生産性軽く3倍くらいにはなるらしい。自給率アップしたければ企業に任せた方がいい。)
でも、代々やってきて、家族経営とかしてる山小屋の主人がいきなり土地・建物手放すかっていうと、それはまずない。
じゃあ、どうするのが無難な線になるかっていうと、以下のような流れ:
- 山小屋バイトとかでノウハウ貯めた人の中で、今後も山小屋を残したいという有志が集まって管理代行業者を建てる
- あくまで管理代行
- 元々の家主の方には地代を得てもらう
- 複数の山小屋のかけもちによる規模効果で利益を出す
- いずれは土地の買収・統合ということになるかもしれないし
「長期的に見るともうこうするしか・・・」って状況下において、変化の過程を描くって大切だと思うんですよね。最後まで変化にあらがうのも、急に変化を求めるのも間違ってて。
スケールメリット
日本には宗教はなくても信仰はあります。「あなたのreligionは何ですか?」と聞かれたら、僕は「実証主義科学を信仰しています」と答えるような人間です。
が、最近、もう1個信仰が増えました。規模効果信仰です。
スケール万歳!
- 一軒家に住むとか考えられない
- 管理人のいない(自前管理の)建物なんていや
- 毎朝部屋の前掃除してもらえたり
- 曜日気にせず室内のごみ置き場に置いといたら、指定の日時に管理人さんがごみ出しといてくれたり
- 管理人のいない(自前管理の)建物なんていや
- 工場加工・マニュアル接客してくれない飲食店とかあり得ない
- だいたい、外食の方が自炊よりも高くつくとかおかしい
- 「バイト入りたての初心者ですら調理できる料理のレシピ」とか芸術だと思う
- もちろん農業も観光産業も企業ベースで
まあ、我ながら狂信者ですw
集約 → 個人化 → 再度集約
「クラウドコンピューティングって先祖返りじゃない?」ってような話もよく出ますよね。
こういう現象、他の分野でも結構あるんじゃないかって思えてきた。
- 高価だから一部の人しか作れない・買えない
- 作れる人がそうでない人に間貸し
- 低価格化して万人が持つ時代に
- 間貸しで儲けるビジネスモデルは、個人所有への対抗策として、規模効果を狙ってどんどん大規模化&効率化
- 結果、個人所有がバカバカしくなるほどの高効率の達成
- そして、個人所有衰退
都市型交通とか、発電設備とかがそうだと思うんですよ。電車が最初で、車を一家に1台な時代になって、再び電車でいいんじゃね?って時代再来。発電なんかも、発電機を個人所有する時代が一時あったっていうし。
都市部で車が売れなくなってることを不思議に思う人がいまだにいるかもしれませんけど、割となるべくしてなってる現象なのかも。また“規模効果信者”的発言ですけども、車の個人所有はなくなってく運命に元々あったんじゃないかと。
敷居が下がることによって
ソフトウェア開発って、金銭面からみて非常に敷居の低い分野になっています。コンピューターの値段、まだまだどんどん下がってますから、今後ますます敷居は下がっていくでしょう。
ところで、昔から非常に敷居の低い学術分野があります。そう、数学。紙と鉛筆だけあれば数学を志せます。
敷居が低いのは当然いいことなんですが、1つだけ弊害もあります。何かというと、トンデモな人が増える。
曰く、「私は今までにない全く新しい理論を考えました!」
が、もちろん、少し数学に詳しい人が見れば「おっと、それは数学者が200年前にすでに通った道だ!」となるわけです。いや、ほんとにね、ガウスとか偉大ですよ。素人が考え付くようなトンデモ理論は多分全部このお方が不具合を指摘しつくしてます。
けども、そんなこと露ほども知らない人が「新理論」をどんどん出してくるんですよねぇ。まるで、桂馬の飛び方も知らない人がに羽生善治の将棋にケチ付けるかのごとく。
「おっと、その発想は5年前にすでに○社がとセキュリティ上の理由であきらめた道だ!」
クラウドガール
今の日本、萌え路線のキャンペーンは避けては通れない道!
クラウドも、クラウドガールとか作ろうぜ!
まあ、うち的には、AzureとかSilverlightとかXNAとかは、C#たんの“換装衣装”になる予定だったりします。まず、今、“Azureモード”を企画中。
美オタク
ゲームとか漫画とか、いわゆるオタ産業に携わる人間は「かっこいいオタク」でないとダメなんじゃないかなぁとか思ってたりします。
というのも、持論なんですが、「子供は思った以上に大人を見て育つ」「ああはなりたくないって思われたらおしまい。若い世代は絶対付いてこない」って思うんですよ。
そこからの帰結として、「オタクがキモかったらオタ産業の成長はこれ以上ないぞ」と。
実際、最近のオタ産業の盛り上がりの背景には:
- オタクのカジュアル化
- 別にキモくない
- 人生捨てなくてもオタ知識仕入れられる
- デジタルネイティブ(物心ついた頃にはもうネットがある。ネイティブ2ちゃんねらー)
- オタ知識が当たり前(20歳以上の思うオタ知識はもはやオタでもなんでもない)
というのがあると思います。これは最近の少年誌掲載の漫画の傾向を見ていてはっきりと思います。旧来の「根暗」「卑屈」なオタク漫画は人気出ません。明るく、軽いノリのオタク漫画は受けます。
それで、自分がオタクでいる上で心がけてるのは:
- 「3次元でもてないから2次元」であってはいけない
- もてるオタクを目指さなければ行けない
- 「もててるけどオタク」から、最終的には「オタクだからもてる世界を作る」という目標を持つ
「すべてのオタクがそうであれ」ってわけではないんですけどね。少なくとも何割かはアイコン(あこがれの対象になるような人)が必要なんじゃないかなぁと。
今後、萌えキャンペーンをやろうと思ってる企業の方もご注意を: 「萌え」っつってもキモオタであってはいけない。
Live Messenger VS …
まいこお姉さんのつぶやきで知ったんですけど、今年、Live Messenger 10周年で、なんかアホな動画作ってたんですね。
緑の物体が何かにチャレンジ・・・。まるであいつ!
ってことで、悪乗りして描いてもらった。反省はしていない。
てか、このお方とのコラボレーションやったら絶対受けると思うなぁ。国民的ヒーローだもんなぁ、この緑の恐竜。